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[15a-B508-2] 有機半導体/カーボンナノチューブ界面からの電界放出と光電子放出の同時測定
キーワード:カーボンナノチューブ、電界放出、有機EL
カーボンナノチューブ(CNT)を用いた透明電極は、ITO基板に代わる透明電極への応用が期待されている。CNTを用いた透明電極で有機デバイスを作成するにあたり、透明電極から有機半導体へのキャリア注入の議論が必要である。本実験では、Si基板に多層CNTを垂直成長させた基板に、有機EL材料であるAlq3をパターン蒸着し、電界放出と光電子放出の同時測定し、デバイス動作中に近い、強電界印加中のAlq3/MWCNTs界面での電子状態の測定を試みた。