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△ [15a-B508-8] Au(111)基板上に製膜した三脚型分子の蛍光・励起スペクトル計測
キーワード:蛍光、自己組織化膜、励起スペクトル
これまで、金属近傍では電子励起状態がクエンチされるため分子の蛍光測定が困難だった。そこで本研究では、蛍光を示すテトラフェニルポルフィリン(TPP)に三脚型分子(Trip)を結合させたTPP誘導体の自己組織化膜を成膜することで、金基板上に孤立分散したTPP誘導体の蛍光・励起スペクトル計測に成功した。三脚型分子が金基板へのアンカーおよびクエンチを抑制する絶縁層として機能し、溶液中や電気化学環境中での測定も可能となった。