2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[15a-D704-1~10] 10.5 磁場応用

2023年3月15日(水) 09:30 〜 12:15 D704 (11号館)

三井 好古(鹿児島大)、小野寺 礼尚(茨城高専)

10:00 〜 10:15

[15a-D704-3] In situ X 線回折測定による磁場下での 2 軸性結晶Y2Ba4Cu7Oy(14<y<15)の配向挙動

木村 史子1、足立 伸太郎1、アリ ビン ワリド1、堀井 滋1、木村 恒久2 (1.京都先端大、2.福井工大)

キーワード:超電導、磁場配向、X線回折

twin構造を形成しないY2Ba4Cu7Oy (Y247, y= 14~15)は,磁場配向挙動を観察するのに適した材料であると考える.ところで,1軸性結晶では,静磁場下と等速回転下での配向挙動については研究がなされている.一方,2軸結晶の1軸配向では,運動方程式を数値的に解くことによりに導いている研究はある.しかし,2軸性結晶の等速回転下での配向挙動については,実験的に詳細に検討された例はない.今回,我々は,2軸結晶のREBa2Cu3Oy (RE:希土類元素, y= 6~7)の応用展開を見据え,等速回転下でのY247の配向挙動を検討したので,報告する.