2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.2 情報フォトニクス・画像工学(旧3.3)

[15p-A202-1~14] 3.2 情報フォトニクス・画像工学(旧3.3)

2023年3月15日(水) 13:00 〜 17:30 A202 (6号館)

竪 直也(九大)、茨田 大輔(宇都宮大)、最田 裕介(和歌山大)

13:00 〜 13:45

[15p-A202-1] [第23回業績賞(研究業績)受賞記念講演] 液晶の物性解明と高性能液晶ディスプレイの研究

内田 龍男1 (1.東北大)

キーワード:液晶、分子配向、カラー液晶ディスプレイ

液晶ディスプレイ(LCD)が発表された1986年の2年後に研究を始めた。当時はほとんど未踏の状態で、液晶の基礎物性の研究から開始し、特に液晶分子の配向機構や制御関係を解析して、LCDの基盤を形成することができた。またこれと並行して、LCDの視野角や応答速度の向上を行って高機能化を達成した。さらに、LCDのフルカラー化を実現し、これによって液晶テレビやコンピュータなどが登場し、広く普及されていった。