2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.2 情報フォトニクス・画像工学(旧3.3)

[15p-A202-1~14] 3.2 情報フォトニクス・画像工学(旧3.3)

2023年3月15日(水) 13:00 〜 17:30 A202 (6号館)

竪 直也(九大)、茨田 大輔(宇都宮大)、最田 裕介(和歌山大)

17:00 〜 17:15

[15p-A202-13] ホログラフィックメモリのためのSQAM信号の一括再生復号法

本間 聡1、五十嵐 淳1、宙陛 伊藤1 (1.梨大院工)

キーワード:ホログラフィックメモリ、光干渉計、複素振幅信号

ホログラフィックメモリの情報記録密度を向上する手法として,振幅と位相を変調した空間直交振幅変調(SQAM)信号の使用が検討されている.一般的に,再生信号光の位相を計測するためには光干渉計を組み込む必要があり,システム構成が複雑化する.
複数のSQAM信号を一括再生し,それらの干渉強度分布より位相信号を検出する手法を提案する.複雑な光干渉計を組み込む必要がなく,簡素な構成で位相検出が可能となる.