2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.3 生体・医用光学(旧3.4)

[15p-A405-1~9] 3.3 生体・医用光学(旧3.4)

2023年3月15日(水) 13:00 〜 15:30 A405 (6号館)

角井 泰之(防衛医大)、三上 勝大(近⼤)

14:15 〜 14:30

[15p-A405-5] カリウムイオン動態観察のための高開口数対物レンズを用いた表面プラズモン顕微イメージングシステム

田中 宏知1,2、増井 恭子1,3、手老 龍吾4、石飛 秀和1,2、Sekkat Zouheir5,6、井上 康志1,2 (1.産総研・阪大先端フォトバイオ、2.大阪大学大学院、3.大阪公立大学大学院、4.豊橋技術科学大学大学院、5.MAScIR、6.Mohammed V Univ.)

キーワード:表面プラズモン共鳴イメージング、カリウムイオン、HeLa細胞

生体細胞のカリウムイオン(K+)授受の動態をラベルフリーかつ高空間分解能にイメージングする技術として、我々はK+を特異的に捕捉可能なバリノマイシンを内包する可塑化PVC膜をイオン感応膜として利用した表面プラズモンイメージングシステム(SPRI)を開発してきた。今回、全反射照明蛍光顕微イメージング用の高開口数対物レンズを用いたSPRI光学系を設計・構築し、K+観察用のSPR基板上にHeLa細胞を播種し、HeLa細胞からのK+放出の観察を試みた。