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△ [15p-A409-1] 膜厚によるTi2O3薄膜の格子変形制御
キーワード:金属絶縁体転移、チタン酸化物
コランダム型構造を持つTi2O3は約450Kで金属-絶縁体転移(MIT)を示し、MIT前後で結晶の対称性を保ったままc軸長とa軸長の比(c/a比)が大きく変化する。それゆえ、Ti2O3の特異なMITを理解するには、格子変形と電気特性の関連性を明らかにする必要がある。本研究では、Ti2O3薄膜のドメインサイズを膜厚で制御し、より直接的にc/a比とMITの関係を明らかにすることを試みた。