2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.2 評価・基礎物性

[15p-B508-1~18] 12.2 評価・基礎物性

2023年3月15日(水) 13:00 〜 18:00 B508 (2号館)

山田 豊和(千葉大)、宮前 孝行(千葉大)、田中 裕也(東工大)

13:45 〜 14:00

[15p-B508-4] 表面ひずみのリアルタイム計測による高分子フィルムの湾曲クリープ挙動解析

〇(M1)于 佳芸1、岸野 真之1、久野 恭平1、宍戸 厚1 (1.1.東工大化生研)

キーワード:高分子フィルム、湾曲、ひずみ

近年開発が盛んなフレキシブルデバイスには多くの高分子フィルムが用いられている。粘弾性を有する高分子では,湾曲状態を保持するとひずみが経時変化するクリープ現象が生じる。この現象はデバイス性能に影響を及ぼすため,湾曲クリープの理解が欠かせないが,定量的な検討はほとんど行われていないのが現状である。そこで本研究では,様々な高分子フィルムの湾曲表面ひずみをリアルタイムに計測し,湾曲クリープ現象を解析した。