2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.2 評価・基礎物性

[15p-B508-1~18] 12.2 評価・基礎物性

2023年3月15日(水) 13:00 〜 18:00 B508 (2号館)

山田 豊和(千葉大)、宮前 孝行(千葉大)、田中 裕也(東工大)

15:15 〜 15:30

[15p-B508-9] 単分子計測による小分子―核酸塩基の単一分子会合状態の計数検出

小本 祐貴1、高島 裕介1、大城 敬人1、中谷 和彦1、谷口 正輝1 (1.阪大産研)

キーワード:単分子計測、MCBJ法、機械学習

化学反応の理解や医薬品の開発のために、分子間相互作用を1分子レベルで評価する手法が望まれる。分子間相互作用を評価する手法として単分子計測が注目される。本研究では、単分子計測を用いて分子間の親和性を直接計測する手法を開発することを目的とした。Positive and Unlabeled data Classification と呼ばれる機械学習の手法を用いて解析したところ、グアニンに対してグアニン認識分子は72%が会合していることが明らかになり、単一分子間相互作用を評価する手法を開発した。