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[15p-D221-3] Sb2Te3/強磁性体における逆スピンホール効果と界面構造
キーワード:カルコゲナイド、トポロジカル絶縁体、スピンホール効果
高配向Sb2Te3とNiFeの積層膜の逆スピンホール電圧を測定し、Sb2Te3膜厚との相関を調べた。その結果、Sb2Te3膜厚を変えたすべての積層試料で逆スピンホール電圧が観測され、Sb2Te3の膜厚が10nmのときに最大となった一方で、強磁性共鳴の線幅は最小となり、Sb2Te3膜厚に対して反対の依存性を示した。本発表では積層界面がSb2Te3の表面電子状態と界面スピン伝導に与える影響を議論する。