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[15p-D505-8] 光触媒効果による水分解に向けたTa3N5とβ-FeSi2の複合粒子合成
キーワード:半導体複合粒子、光触媒、鉄シリサイド半導体
水分解系の光触媒材料において、さらなる変換効率向上のために材料・システムが探索されている。このような背景の中H2発生光触媒とO2発生光触媒を接合させた二段階励起型の水分解系が提唱されるが、作製が困難とされており報告例は殆ど無い。我々はこれまでに気相成長法を用いて、ルチル型のTiO2粉末表面に鉄シリサイド(β-FeSi2)半導体粒子が分散した複合粒子を合成し、光触媒効果による水分解からH2、O2発生を報告した。本発表では窒化タンタル(Ta3N5)を担体とし、その表面にβ-FeSi2ナノ結晶粒を合成した複合粒子作製を報告する。