[15p-E402-1~18] 12.4 有機EL・トランジスタ

△ [15p-E402-16] 塗布型有機EL素子の高性能化に資するフッ素置換したアルミニウム錯体をコアとするカルバゾールデンドリマー群

〇中尾 晃平¹、古郡 美紀²、細貝 拓也²、劉 冠廷³、楊 旻朗³、安田 琢磨³、アルブレヒト 建^1,4 (1.九州大学先導研、2.産総研物質標準計測、3.九州大学高等研究院、4.九大院総理工)

キーワード：有機発光ダイオード、熱活性化遅延蛍光、カルバゾールデンドリマー

電気ー光変換効率を100%に向上させる熱活性化遅延蛍光(TADF)材料が注目されている。多くのTADF材料は炭素や水素、窒素から構成される有機化合物であるが、アルミニウム等の軽金属を有する発光材料も報告されている。本研究では塗布型有機EL素子の実現に向け、アルミニウム錯体をコアとした一連のカルバゾールデンドリマー群を開発し、錯体の発光特性及び素子の高性能化を実現する材料設計指針の抽出を試みた。