[15p-PA01-1~58] 10 スピントロニクス・マグネティクス（ポスター）

[15p-PA01-46] LSMO/ SrTiO₃(011)における界面格子歪み相と緩和相の磁気特性

〇(B)大橋 裕生¹、鈴木 聡悟¹、小森 祥央¹、谷山 智康¹ (1.名古屋大理)

キーワード：格子不整合

ペロブスカイト型酸化物薄膜は、基板との格子不整合の影響を受け、特異な物性を示すことから最近注目を集めている。これまでに我々は、La_0.7Sr_0.3MnO₃ (LSMO)/SrTiO₃(001)ヘテロ構造において、キュリー温度や強磁性共鳴(FMR)分散などが異なる2つの磁性相の存在を示唆する結果を報告してきた。今回、SrTiO₃(011)基板上に成膜したLSMOにおいて、格子歪みの異なる2つの領域の発現と、それらに対応する異なるFMR分散について明瞭な証拠を得たので報告する。