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[15p-PB01-3] スピントロニック放射器が放出するテラヘルツ波の交流磁場バイアスを用いた検出効率改善
キーワード:スピントロニックエミッタ、磁気バイアス変調
テラヘルツ領域に於けるスピントロニック放射素子は動作時に飽和磁気バイアスを放射素子へ印加する。ロックイン検出をする場合、正負の両極性の磁場で変調することで、光チョッパにより励起光に変調を掛けた時と比べて、THz波の検出信号は2倍に増強することが原理的に可能となる。そこで、本研究ではスピントロニック放射素子に交流磁場を印加できる素子マウントを開発し、検出信号の増強を試みた。