2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.11 ナノ領域光科学・近接場光学(旧3.12)

[15p-PB06-1~23] 3.11 ナノ領域光科学・近接場光学(旧3.12)

2023年3月15日(水) 16:00 〜 18:00 PB06 (ポスター)

16:00 〜 18:00

[15p-PB06-21] 表面増強ラマン散乱シグナルにおける素子の形状依存性

細井 李香1、笠井 洋輔1、山下 幸起1、井橋 勇貴1、樺澤 一真1、鵜飼 智文2、黒須 俊治2、草間 裕介1、花尻 達郎1,2、前川 透1,2、根岸 良太1,2 (1.東洋大、2.バイオナノセンター)

キーワード:表面増強ラマン散乱、ナノギャップ

ナノスケールのギャップを有する金微粒子間へレーザー光を照射すると、局所的な表面増強ラマン散乱(SERS)効果により、単一分子レベルのラマンシグナルを得ることができる。これまでの研究で分子リソグラフィー法により作製したナノギャップ構造では、表面プラズモン効果を上回るラマンシグナルが観察された。そこで本研究ではSERS素子の寸法をレーザー光の波長程度に制御し、表面プラズモンの定在波によるSERSへの影響について調べた。