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[15p-PB06-21] 表面増強ラマン散乱シグナルにおける素子の形状依存性
キーワード:表面増強ラマン散乱、ナノギャップ
ナノスケールのギャップを有する金微粒子間へレーザー光を照射すると、局所的な表面増強ラマン散乱(SERS)効果により、単一分子レベルのラマンシグナルを得ることができる。これまでの研究で分子リソグラフィー法により作製したナノギャップ構造では、表面プラズモン効果を上回るラマンシグナルが観察された。そこで本研究ではSERS素子の寸法をレーザー光の波長程度に制御し、表面プラズモンの定在波によるSERSへの影響について調べた。