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[16a-A307-2] アミロイド性タンパク質αシヌクレインの高感度特異的検出用LSPRナノ構造基板と表面固定化脂質膜の評価
キーワード:局在表面プラズモン共鳴、αシヌクレイン
我々はパーキンソン病の早期診断を目的として、その原因物質であるαシヌクレインを検出するために新たに局在表面プラズモン共鳴(LSPR)センサ技術の開発を進めた。その検出用分子としてAu上固定化脂質膜の事前評価も行った。その結果、LSPRスペクトルにて波長650 nm付近で特徴的な吸収ピークを確認できた。今後、LSPR用Auナノ構造の形状、Au上固定化脂質膜の特性から、センサの高感度化を目指す。