2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

CS コードシェアセッション » 【CS.8】 12.6 ナノバイオテクノロジー、12.7 医用工学・バイオチップのコードシェア

[16a-A307-1~11] CS.8 12.6 ナノバイオテクノロジー、12.7 医用工学・バイオチップのコードシェア

2023年3月16日(木) 09:00 〜 12:00 A307 (6号館)

當麻 真奈(東工大)、有馬 祐介(九大)

09:15 〜 09:30

[16a-A307-2] アミロイド性タンパク質αシヌクレインの高感度特異的検出用LSPRナノ構造基板と表面固定化脂質膜の評価

〇(B)木村 悠人1、紙谷 虎太郎1、高橋 悠矢1、安永 一真1、Werner Carl Frederik1、武田 実1、福澤 理行1、野田 実1 (1.京工繊大)

キーワード:局在表面プラズモン共鳴、αシヌクレイン

我々はパーキンソン病の早期診断を目的として、その原因物質であるαシヌクレインを検出するために新たに局在表面プラズモン共鳴(LSPR)センサ技術の開発を進めた。その検出用分子としてAu上固定化脂質膜の事前評価も行った。その結果、LSPRスペクトルにて波長650 nm付近で特徴的な吸収ピークを確認できた。今後、LSPR用Auナノ構造の形状、Au上固定化脂質膜の特性から、センサの高感度化を目指す。