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△ [16a-A307-9] 臨床応用に向けた非増幅RNA検出装置の開発
キーワード:CRISPR-Cas、1分子デジタルバイオ分析、新型コロナウイルス
コロナ禍により臨床現場即時検査(POCT)の重要性が再認識され、迅速かつ高精度な感染症診断法の開発が望まれている。そこで我々は、CRISPR-Cas13aのRNA検出技術と1分子定量法を組み合わせて、迅速性と高い感度・特異度を両立しながら非増幅でRNAを検出するSATORI法を開発してきた。発表では、その臨床応用に向けた装置開発状況の紹介とともに、ウイルス感染症検査における将来展望を提示したい。