09:30 〜 09:45
[16a-A401-3] チエノベンゾビスチアゾール系半導体ポリマーの開発と高電圧有機薄膜太陽電池
キーワード:有機薄膜太陽電池、半導体ポリマー、開放電圧
有機薄膜太陽電池(OPV)の高電圧化は、エネルギー変換効率の向上に不可欠であり、室内光発電型やシースルー型として応用する上でも重要である。本研究では、我々が以前に開発したチエノベンゾビスチアゾール(TBTz)骨格に電子求引性置換基であるエステル基やアシル基を導入し、これを有する新規半導体ポリマーを開発した。これらは従来のTBTz系ポリマーに比べてHOMO準位が深く、OPVにおいて高い開放電圧を示した。