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[16a-A405-1] 925nm帯LDの強パルス励起による第2量子準位発振の動特性
キーワード:量子井戸構造、半導体レーザー
半導体レーザーの利得スイッチング(GS)動作の技術は,高速光通信や最近では多光子バイオイメージング,パルスレーザー加工などの応用に向けて大きく進展した.その一方,動作機構については未解明な部分もまだ多く残されている.量子井戸半導体レーザー(QW-LD)の第2量子準位(SQS)発振もその1つであり,過去に少数の報告がなされたが,応用が不明確だったこともあり技術開発が進展しなかった.我々は現在,裾のない単峰の光パルス発生に寄与するSQS発振の応用可能性を再検討し,その特異な振る舞いを調べている.今回,QW-LDの強パルス励起GS動作時のSQS発振について,新たな知見を得たので報告する.