2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

FS フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」 » FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

[16a-A410-1~8] FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

2023年3月16日(木) 09:00 〜 11:30 A410 (6号館)

佐藤 昇男(NTT)

10:30 〜 10:45

[16a-A410-5] カーボンナノチューブ電極を用いた電気化学リザバー:表面修飾による高次元化

〇(M2)新宮 太郎1、渡邉 丈士1、内山 晴貴1、大野 雄高1,2 (1.名大工、2.名大未来研)

キーワード:リザバーコンピューティング、カーボンナノチューブ、電気化学

電気化学電極として優れた特性をもつカーボンナノチューブ(CNT)薄膜を使用し、電気化学リザバーを構成するとともに、CNTの表面修飾によるリザバーの高次元化を試みた。4個のCNT電極と5種類の濃度のK4[Fe(CN)6]溶液を使用し、非線形自己回帰移動平均(NARMA)モデルによる時系列予測を行った。その結果、同じ修飾条件の電極を用いた電気化学リザバーに対して、異なる修飾条件の電極を用いた電気化学リザバーでは予測精度が20%向上した。