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[16a-A410-5] カーボンナノチューブ電極を用いた電気化学リザバー:表面修飾による高次元化
キーワード:リザバーコンピューティング、カーボンナノチューブ、電気化学
電気化学電極として優れた特性をもつカーボンナノチューブ(CNT)薄膜を使用し、電気化学リザバーを構成するとともに、CNTの表面修飾によるリザバーの高次元化を試みた。4個のCNT電極と5種類の濃度のK4[Fe(CN)6]溶液を使用し、非線形自己回帰移動平均(NARMA)モデルによる時系列予測を行った。その結果、同じ修飾条件の電極を用いた電気化学リザバーに対して、異なる修飾条件の電極を用いた電気化学リザバーでは予測精度が20%向上した。