[16a-D311-1~11] 2.1 検出器デバイス開発

[16a-D311-2] 月探査機搭載用チェレンコフ検出器Lunar-RICheS（Ring Image Cherenkov Spectrometer）の開発

〇永松 愛子¹、玉川 徹^2,3、幸村 孝由³、内山 慶祐^2,3、大田 尚享^2,3、武田 朋志^2,3、内田 悠介³、藤澤 海斗³、伊藤 尚輝³、萩野 浩一^4,5、行松 和輝¹ (1.宇宙航空研究開発機構、2.理化学研究所、3.東京理科大、4.東大院理、5.関東学院大学(研推機構))

キーワード：月近傍有人拠点、チェレンコフ検出器、宇宙放射線防護

2024年度以降に建設開始されるARTEMIS計画の月近傍有人拠点Gatewayや月表面での探査活動において、宇宙放射線による被ばくや放射線影響の低減、放射線防護技術・遮蔽設計は、極めて重要なキー技術である。定常的な宇宙放射線環境の把握と、リアルタイムでの被ばく線量評価システムの確立を目指した、15MeV～2GeVの荷電粒子のダイナミックレンジのエネルギースペクトル測定ができる超小型チェレンコフ検出器​Lunar-RICheの開発に検討結果について報告する。