[16a-D311-1~11] 2.1 検出器デバイス開発

[16a-D311-6] 位置有感生体組織等価比例計数箱PS-TEPCの小型軽量モデルの開発

〇窪田 雅弓¹、岸本 祐二^2,1、齋藤 究^2,1、高橋 一智¹、佐々木 慎一^2,1、寺沢 和洋³、身内 賢太朗⁴、永松 愛子⁵、勝田 真登⁵、桝田 大輔⁵、松本 晴久⁵、谷森 達⁶、窪 秀利⁶、内堀 幸夫⁷、小平 聡⁷ (1.総研大、2.KEK、3.慶應大、4.神戸大、5.JAXA、6.京都大、7.QST)

キーワード：線量計、生体等価比例計数箱

宇宙有人活動における被曝線量は地上に比べ2桁以上も高く、被曝要因の宇宙線自体も宇宙機の飛行位置や太陽活動の状態に大きく依存する。このような場での高精度線量計として、位置有感生体組織等価比例計数箱PS-TEPCを開発している。2016年にはPS-TEPCの国際宇宙ステーションでの動作実証が行われた。現在はより遠方での利用を目的として小型軽量化を進めている。本講演では小型軽量モデルの概念設計について試験機を用いた実験結果を基に報告する。