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[16a-PA01-10] 炭化電界紡糸ナノファイバーによる表面増強ラマン分光法
キーワード:SERS、エレクトロスピニング、ポリアクリロニトリル
従来のSERS基板材料である貴金属は、コストが高い上、励起光を当てると熱を発するため、生体分子といった熱に弱い物質に対して使うことができない。既存の炭素系SERS基板は、光熱は発生しないが、その複雑な作製工程により作製効率が低く、実用化の妨げになっていた。今回、この作製プロセスの問題を解決するために、エレクトロスピニング(電界紡糸)による炭素系SERS基板の作製を行い、バイオセンサー素材の開発を目指した。