[16a-PA02-1~7] 3.2 情報フォトニクス・画像工学（旧3.3）

[16a-PA02-5] 3次元FFTを用いたホログラム高速計算による実在物体の実時間遠隔立体表示

〇山東 悠介¹、後藤 佑太朗¹、茨田 大輔^2,3、谷田貝 豊彦² (1.大阪技術研、2.宇大CORE、3.宇大院工)

キーワード：ホログラフィック3Dディスプレイ、計算機ホログラム、高速計算

仮想現実や拡張現実の需要と共に、ホログラフィによる立体表示への関心が高まっている。しかし、実用化への課題として、莫大なホログラムの計算時間があげられる。そこで我々は、3D フーリエ変換を用いた回折計算法を基に、テクスチャとデプスマップで表現可能な 3 次元物体に対する非常に高速な計算法を提案した。本研究では、この手法を用いて、実在物体に対するホログラムの実時間計算と実時間再生を例証した。