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[16a-PB03-1] Heyd–Scuseria–Ernzerhof交換相関汎関数を用いたFeSeの第一原理バンド計算
キーワード:鉄系超伝導体、第一原理計算、ハイブリッド汎関数
鉄系超伝導体のフェルミ面は、Γ点を中心とするホール面とM点を中心とする電子面からなる。1111系や122系、111系では、実験で観測されるフェルミ面は第一原理計算によって良く再現されるが、11系FeSeで観測される非常に小さなフェルミ面は第一原理計算では再現されていない。そこで本講演ではHeyd–Scuseria–Ernzerhof交換相関汎関数を用いてバンド分散やフェルミ面を計算した結果を報告する。また、他の交換相関汎関数を用いた計算結果も報告する予定。