[16p-A304-1~13] 13.9 化合物太陽電池

[16p-A304-7] SPS 法による Cu₂ZnSnS₄バルク結晶の作製と評価 Ⅵ

〇吉井 葉月¹、小倉 雅俊¹、栗林 新¹、大石 耕一郎¹、青柳 成俊¹、島宗 洋介¹、竹内 麻希子¹ (1.長岡高専)

キーワード：ケステライト、フォトルミネセンス、ホール効果

本発表では，放電プラズマ焼結法 (SPS) 法で作製した Cu₂ZnSnS₄ バルク結晶について，フォトルミネセンス (PL) 及びホール効果測定により算出された活性化エネルギーの評価結果を報告する．PL スペクトルには 1.22 eV および 1.14 eV 付近においてドナー・アクセプタペア (DAP) 再結合発光が確認された．硫黄雰囲気中熱処理前後の PL 発光強度および導電率の温度依存性から活性化エネルギーを算出し，熱処理前後のバンド構造を推定した．