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△ [16p-A405-13] 量子ドット集合体からのフェムト秒Time-binフォトンエコー信号の周波数上方変換単一光子検出器による位相評価
キーワード:非線形光学、量子メモリー
光を用いた量子技術において、量子メモリの開発は必要不可欠である。従来の量子メモリは帯域幅が~MHzであり、また単一光子検出器の性能限界という二つの制約から、保存・測定可能な量子ビットは~nsに制限されていた。そこで我々は、独自開発の広帯域量子ドット集合体量子メモリと、周波数上方変換単一光子検出器(UCSPD)を導入し、従来の課題を克服した。本発表ではTime-binフォトンエコー信号の位相測定について報告する。