[16p-A408-1~18] 6.2 Carbon-based thin films

△ [16p-A408-7] Weak dipole-dipole interaction of NVH^- center

〇Chikara Shinei¹, Yuta Masuyama², Masashi Miyakawa¹, Hiroshi Abe², Shuya Ishii², Seiichi Saiki², Shinobu Onoda², Takashi Taniguchi¹, Takeshi Ohshima², Tokuyuki Teraji¹ (1.NIMS, 2.QST)

Keywords:diamond, NV center, T2

室温で長いスピン寿命を有するNV^-センターは次世代磁気センサーとして期待される¹。NVセンシングのショットノイズ磁気感度向上には母体となるダイヤモンドの大口径化が重要であり、大型化が比較的容易なCVDダイヤモンドの利用が望まれる。プラズマCVD法では成長中に窒素と同時に取り込まれた水素の一部は、窒素と複合欠陥を形成して存在している。特にNVH^-センターは窒素―水素複合欠陥の中で最も形成されやすい磁性欠陥であり、NV^-センターのデコヒーレンス源として考えられきた。本研究ではNV^-センターとNVH^-センター間の磁気双極子相互作用強度を明らかにした。