[16p-A502-1~14] 3.7 光計測技術・機器（旧3.8）

[16p-A502-11] 位相同期した２台のレーザを用いたcoherent population trapping共鳴の観測

〇高見澤 昭文¹、柳町 真也¹、松本 健太²、各務 惣太²、池上 健³ (1.産総研計量標準、2.NEC、3.MMC)

キーワード：coherent population trapping、外部共振器半導体レーザ、小型原子時計

半導体レーザへの注入電流変調によって生じるサイドバンドを用いる代わりに、位相同期させた2台の外部共振器半導体レーザを用いることにより、不必要な高次のサイドバンドの影響を受けずにセシウム原子のcoherent population trapping (CPT)共鳴信号を観測する実験を行った。制御帯域に対して十分に狭い線幅を持つレーザを使って位相同期される成分を増やすことが重要だった。