[16p-A502-1~14] 3.7 光計測技術・機器（旧3.8）

[16p-A502-14] 広帯域・高分解能・高シグナルノイズ比リアルタイム中赤外分光

〇谷 峻太郎¹、多屋 奏一¹、小林 洋平¹ (1.東大物性研)

キーワード：中赤外分光

中赤外波長領域は分子種特有の吸収が存在することから分子指紋領域と呼ばれており、中赤外分光計測は大気に含まれる分子種の定量測定が可能であり環境計測や呼気診断を実現するための手法として盛んに研究が行われている。我々は光源の揺らぎに潜む周期性に着目し、シグナルスペクトルからリファレンススペクトルを推定する手法を開発し0.1秒の積算時間でシグナルノイズ比10000を達成した。