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[16p-A502-4] 誘導ラマン効果による化学構造敏感な非線型動的光散乱法の提案
キーワード:誘導ラマン、動的光散乱、相関分光法
動的光散乱法(DLS)は屈折率揺らぎに基づき、分散系での微粒子径分布やドリフト速度、ゲルの相関長などのメソ構造を分析する方法である。しかし、DLSは化学構造に対する感度を欠いている。本講演は、(ポンプ・プローブの用語での)2つのポンプ光を干渉させる方法で、誘導ラマン効果に基づく分子振動選択的な非線型動的光散乱法を提案する。本方法は、非標識で化学構造分解したメソ構造分析を可能にする。