[16p-B309-1~20] 17.1 カーボンナノチューブ，他のナノカーボン材料

[16p-B309-2] その場 XAFS 測定による単層カーボンナノチューブ成長中の 鉄族金属触媒の化学状態の解明

〇柄澤 周作¹、サラマ カマル²、才田 隆広^1,2、成塚 重弥¹、丸山 隆浩^1,2 (1.名城大理工、2.名城大ナノマテ研)

キーワード：カーボンナノチューブ、XAFS、CVD

単層カーボンナノチューブ(SWCNT)の成長メカニズムを知ることは、構造制御のために重要であり、特にSWCNT生成時の触媒の状態を決定するにはその場測定が必須である。我々は、これまで、その場X線吸収微細構造(XAFS)測定により、SWCNT成長中のCo触媒の化学状態について議論してきた。今回、その他の鉄族触媒であるFe、Niに対してXAFS測定を行い、3種類の触媒の化学状態を比較し、触媒ごとのSWCNT成長メカニズムの違いについて考察した。