2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

17 ナノカーボン » 17.3 層状物質

[16p-B414-1~16] 17.3 層状物質

2023年3月16日(木) 13:00 〜 17:15 B414 (2号館)

日比野 浩樹(関学大)、星 裕介(東京都市大)

17:00 〜 17:15

[16p-B414-16] スマネン分子吸着による遷移金属カルコゲン化合物の電子状態変調

丸山 実那1、岡田 晋1 (1.筑波大数理)

キーワード:遷移金属カルコゲン化合物、ヘテロ構造、スマネン

原子層物質と異種物質からなる複合系の電子状態は、構成する物質種や積層配向などに依存する。本講演では、DFT計算を用いて、スマネン分子が吸着されたWS2の電子状態の解明を行なった。スマネン分子が吸着されたWS2の電子状態は、スマネン分子コラムの配向とコラム長に依存することを明らかにした。したがって、スマネン分子コラムの配向ならびにコラム長による原子層物質バンド端アライメント制御の可能性を示した。