2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.1 基礎物性

[16p-D209-1~14] 11.1 基礎物性

2023年3月16日(木) 13:30 〜 17:30 D209 (11号館)

長尾 雅則(山梨大)、荻野 拓(産総研)、松本 凌(物材機構)

14:30 〜 14:45

[16p-D209-5] 単一a軸成長ドメインRE123溶融凝固バルクの物性

仙波 実怜1、元木 孝則1、三輪 将也1、近藤 莉帆1、下山 淳一1 (1.青学大)

キーワード:超伝導、RE123溶融凝固バルク、捕捉磁場特性

包晶温度の差を利用して、既製のRE123溶融凝固バルク上に前駆体ペレットを載せ溶融成長させる手法であるSingle-Direction Melt Growth (SDMG) 法は、単一の結晶成長領域のみからなる均質なバルクを再現性良く育成できる。本研究では研究例がほとんどないa軸成長領域のみからなる単一ドメインのDy123溶融凝固バルクをSDMG法により作製し、その超伝導特性や微細組織を評価した。発表ではc軸方向に成長させたバルクとの物性の比較も行う。