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[16p-D411-1] 延性を有する化合物半導体Ag2S1-xTex(x = 0.3 – 0.6)の構造と熱電物性
キーワード:延性、銀カルコゲナイド、縮退半導体
Ag2S1-xTex(x = 0.3 – 0.6)は延性を持つ化合物縮退半導体である.その熱電無次元性能指数は600 Kにおいて最大で0.9程度と大きいことが報告されている.Ag2S1-xTexにおいて作製したバルク試料には,結晶相とアモルファス相が共存しており,非平衡状態である.熱電デバイスへの応用を視野に,本研究では,熱処理温度および熱処理時間による構造変化と,それに伴う熱電物性の変化を調べた.