2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[16p-D505-1~9] 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

2023年3月16日(木) 13:30 〜 16:00 D505 (11号館)

本間 剛(長岡技科大)、須藤 祐司(東北大)

14:15 〜 14:30

[16p-D505-4] Ag-Ge-Sb-Te系CBRAM におけるRF入力によるDC抵抗変化

〇(DC)殷 ユウヒ1、塚本 慶人1、林 等1、中岡 俊裕1 (1.上智大)

キーワード:RF波入力可能なCBRAM、アモルファスカルコゲナイド半導体、Ag-Ge-Te系

アモルファスカルコゲナイド半導体の中にAgなどの活性金属イオンが移動する異常拡散は,フィラメント形成などの興味深い電気化学反応としてのみならず,メモリー,センサーなど広い応用に向け研究されている。Agフィラメント形状は電気化学反応,拡散,応力とった複雑な材料パラメータに依存し,成長メカニズムはCBRAM機構の理解に重要である。我々はRF波入力可能なAg-Ge-Te系CBRAMを作成し,RF波によるCBRAMの特性変化を評価してきた。本研究では,異なるフィラメント形状を示すAg-GeTe(樹枝状)とAg-Ge2Sb2.5Te5 (シート状)において定性的に異なる抵抗のRF周波数依存性を見出したので報告する。