2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

CS コードシェアセッション » 【CS.1】 2.3 加速器質量分析・加速器ビーム分析、7.4 量子ビーム界面構造計測、7.5 イオンビーム一般のコードシェア

[16p-D519-1~15] CS.1 2.3 加速器質量分析・加速器ビーム分析、7.4 量子ビーム界面構造計測、7.5 イオンビーム一般のコードシェアセッション

2023年3月16日(木) 14:30 〜 18:45 D519 (11号館)

笹 公和(筑波大)、藤田 奈津子(原子力機構)、山形 武靖(東大)

17:30 〜 17:45

[16p-D519-11] 共振器強化型高感度レーザー吸収分光に基づく90Sr分析のためのSrO分子近赤外域振動-回転遷移観測

寺林 稜平1、宮部 昌文2、長谷川 秀一1 (1.東大院工、2.JAEA)

キーワード:ストロンチウム90、レーザー、CRDS

迅速・簡便でより現場に近いところでの分析が可能な90Sr分析法として、光共振器により感度を強化した高感度レーザー吸収分光であるキャビティリングダウン分光法(CRDS)に基づく放射性核種分析に着目し、その実現可能性を検討している。CRDSを新たな対象に適用するためには、分光対象となる90Srを含む分子の吸収遷移の詳細な調査が不可欠であり、今回は、SrO分子の近赤外域吸収遷移A-Xバンドを候補として、吸収分光を模擬した遷移計算を行った。これをもとに、870 nm帯CRDS実験体系を構築し、SrOのA-Xバンドの吸収分光による実験的観測を目指す。