2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

CS コードシェアセッション » 【CS.1】 2.3 加速器質量分析・加速器ビーム分析、7.4 量子ビーム界面構造計測、7.5 イオンビーム一般のコードシェア

[16p-D519-1~15] CS.1 2.3 加速器質量分析・加速器ビーム分析、7.4 量子ビーム界面構造計測、7.5 イオンビーム一般のコードシェアセッション

2023年3月16日(木) 14:30 〜 18:45 D519 (11号館)

笹 公和(筑波大)、藤田 奈津子(原子力機構)、山形 武靖(東大)

16:00 〜 16:15

[16p-D519-6] 加速器質量分析法による長半減期放射性セシウム135の高感度検出試験

笹 公和1,2、椎根 大輔2、高橋 努1、松村 万寿美1、坂口 綾2 (1.筑波大加速器、2.筑波大数物)

キーワード:加速器質量分析法、セシウム135、Rbスパッタ負イオン源

核時代の人為起源核種である長半減期の135Cs (T1/2=230万年)について,高感度検出法の開発が求められている。本研究では,Rbスパッタリングにより,PbF2と混合した Cs2SO4 試料から0.2 μAの133Cs19F2-ビームを得ている。加速電圧5 MVでCsF2-を加速して,Ar ガスストリッパーによりCs9+ (58.7 MeV)としてガス電離箱で135Csの検出を試みた。135Csについての加速器質量分析法の開発現状を報告する。