[17a-A202-1~7] 3.13 光制御デバイス・光ファイバー（旧3.14）

[17a-A202-5] 連結ボトル共振器を用いた液中オプトメカニカルプローバの質量分解能

〇浅野 元紀¹、山口 浩司¹、岡本 創¹ (1.NTT物性基礎研)

キーワード：共振器オプトメカニクス、ウィスパリングギャラリーモード共振器

機械振動子を利用するセンシングにおいて、どれだけ小さな質量の微粒子を検出できるか（質量分解能）が重要である。我々は、連結ボトル共振器からなるオプトメカニカルプローバに対して位相同期ループを適用することで、単一バクテリアレベル（pgオーダー）の質量分解能が得られることを明らかにした。今後、素子の小型化や検出系の高感度化を進めることで、超高感度バイオチップなどへの展望が期待できる。