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[17a-A405-9] フェムト秒レーザーを用いたZnO基板への単一ナノ溝構造の形成
キーワード:単一ナノ溝構造、ZnO基板、フェムト秒レーザー
アブレーション閾値近傍のフルエンスをもつ超短パルスレーザーを集光照射することで、偏光方向に依存したナノ周期構造(laser-induced periodic surface structures, LIPSS)が形成される。これまでに我々は、直線偏光のフェムト秒レーザーの照射強度をLIPSS形成条件から高精度に減少させることによって、LIPSS中の溝の数を減少でき、最終的に1本の溝のみ(単一ナノ溝構造)が形成できることを報告した。本研究では、単一ナノ溝構造を制御性良く作製することを目的とし、形成される構造のレーザー照射条件依存性を検討した