[17a-D215-1~10] 3.10 フォトニック構造・現象（旧3.11）

[17a-D215-8] 連続・擬似連続駆動分割電極PCSELのCMA-ESを活用したリアルタイムビーム形状制御

〇和泉 孝紀¹、行舎 直起¹、De Zoysa Menaka¹、小林 宇翔¹、井上 卓也¹、勝野 峻平¹、吉田 昌宏¹、石﨑 賢司¹、初田 蘭子¹、野田 進¹ (1.京大院工)

キーワード：フォトニック結晶レーザー、CMA-ES、半導体レーザー

フォトニック結晶レーザー(PCSEL)は、2次元フォトニック結晶の特異点(Γ点等)における共振効果を利用した大面積コヒーレント動作が可能な半導体レーザーである。我々は、本レーザーに分割電極構造を導入し、機械学習法を活用することで、ビーム形状制御が可能であることを示し、最近ではCW/QCW動作におけるビーム形状制御について検討が進められている。今回、レーザー動作中に環境変動等によるビーム形状への影響があった場合にそれをリアルタイムで補正することを目指して、共分散行列適応進化戦略(CMA-ES)を活用したME-PCSELのQCW動作でのリアルタイムのビーム形状制御を試みたので、報告する。