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[17a-D411-1] 部分酸化されたプルシャンブルー類似体を用いた三次電池
キーワード:エネルギーハーベスト、熱電変換、三次電池
三次電池は、リチウムイオン二次電池と同一の素子構造を有する。正極(α+)と負極(α-)活物質の電位の温度係数差を活用して、素子の温度変化を電池の起電力に変換[1-4]する。三次電池の製造工程は、(i) 活物質合成、(ii) 電極作成、(iii)予備酸化、(iv)電池組み立て、の4工程からなる。予備酸化工程は三次電池の正極と負極の電位を調整するためにものであり、三次電池には不可欠な工程である。この工程を除けば、三次電池の製造工程はリチウムイオン二次電池の製造工程と同一である。本研究では、部分酸化したプルシャンブルー類似体(PBA)を合成し、それを用いた三次電池を試作・評価を行う。