2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

7 ビーム応用 » 7.1 X線技術

[17a-E502-1~13] 7.1 X線技術

2023年3月17日(金) 09:00 〜 12:30 E502 (12号館)

豊田 光紀(東京工芸大)、米山 明男(九州シンクロトロン光研究センター )、石野 雅彦(量研機構)

10:45 〜 11:00

[17a-E502-7] X線で100 nmビームサイズを実現するダイヤモンド製屈折レンズの開発

岡田 京子1、梶原 堅太郎1、隅谷 和嗣1、加藤 有香子2 (1.高輝度光科学研究センター、2.産業技術総合研究所)

キーワード:ダイヤモンド、X線、レーザー

我々は、SPring-8 IIを目指して、新しいX線集光素子である「5 keV迄もの低エネルギーで使えるダイヤモンド製屈折レンズ」を世界に先駆けて実現し、開口100 umのX線を100 nmの大強度集光X線にすることを目指している。我々が目指す屈折レンズには、100 um深さ以上の深掘り垂直滑らか穴加工技術」が必要である。現状の浅掘り技術の延長ではこのスペックを実現できない。そこで、レーザーを用いて作製することを試している。