2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[17a-PA03-1~24] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2023年3月17日(金) 09:30 〜 11:30 PA03 (ポスター)

09:30 〜 11:30

[17a-PA03-10] 抵抗率が異なるPEDOT:PSSを用いた有機位置検出センサの周波数特性

森宗 太一郎1、高橋 涼1、瀧本 一斗1、藤田 鈴香1、村上 浩1、宮崎 貴大1、金澤 啓三1、高田 英治2、梶井 博武3 (1.香川高専、2.富山高専、3.大阪大学)

キーワード:有機位置検出センサ

本研究では,抵抗率の異なるPEDOT:PSS抵抗層と光電変換層としてCuPc:C60を用いた有機位置検出素子(OPSD)を作製し,表面抵抗層の両端に設けた2つの電極間に照射した入射光スポットを移動させながら、周波数応答を測定した。入射光の正弦波変調に対する出力電流の応答波形をオシロスコープで観察した。その結果、10kΩ/□の抵抗層を用いた素子では、中央部においても100kHzを超えるカットオフ周波数が得られることがわかった。