2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[17a-PA04-1~18] 12.4 有機EL・トランジスタ

2023年3月17日(金) 09:30 〜 11:30 PA04 (ポスター)

09:30 〜 11:30

[17a-PA04-1] 嵩高い置換基を有するカルバゾール-トリアジンデンドリマーTADF材料の創製

池辺 大樹1、中尾 晃平2、古郡 美紀3,4、中山 泰生3,4、細貝 拓也3,4、〇アルブレヒト 建1 (1.九大院総理工、2.九大先導研、3.東理科大、4.産総研物質計測標準)

キーワード:デンドリマー、熱活性化遅延蛍光、カルバゾール

講演者はこれまでに様々な置換基、世代のカルバゾール-トリアジンデンドリマーを報告してきた。本発表では濃度消光の抑制を狙って末端にアダマンチル、テトラフェニルフェニル、フェニルフルオレンの3種の嵩高い置換基を有する第2世代デンドリマーを合成して物性測定を行った。フェニルフルオレンを有するデンドリマーはニート膜で最も高い81%のPLQYを示し逆項間交差速度定数も最大となった。