2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[17a-PA04-1~18] 12.4 有機EL・トランジスタ

2023年3月17日(金) 09:30 〜 11:30 PA04 (ポスター)

09:30 〜 11:30

[17a-PA04-10] デュアルパルス法を用いた有機トランジスタの高精度・高速移動度測定

〇(B)小林 倫1、小林 亮太1、松井 弘之1 (1.山形大ROEL)

キーワード:有機半導体、有機トランジスタ、パルス測定

有機トランジスタの高性能化には、作成条件が異なる多数の素子を一括で作製・評価するコンビナトリアル実験が有効であり、素子評価では高速かつ正確に行う事が求められる。通常のDC測定法ではヒステリシスにより、有機半導体が本来持つ正確な移動度を測定することが容易ではない。本研究ではヒステリシスの軽減と高速化を目的として、正と負の電圧を交互に印加するデュアルパルス測定法の考案と測定条件の最適化を行った。