2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

21 合同セッションK「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」 » 21.1 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

[17a-PB01-1~25] 21.1 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

2023年3月17日(金) 09:30 〜 11:30 PB01 (ポスター)

09:30 〜 11:30

[17a-PB01-18] 燃料電池セパレータ用ITO薄膜の作製

〇(B)服部 太政1、田中 考2、菊池 瑛嗣3,4、大塚 知紀1、荒木 努1、金子 健太郎3 (1.立命館大理工、2.アイテック(株)、3.立命館大総研、4.京大院工)

キーワード:燃料電池セパレータ、耐腐食膜、導電膜

燃料電池では正極と負極の両方が高温な腐食環境にあるため、セパレータには高い耐食性と導電性の両立が求められる。そこで、セパレータ膜の応用を目的として、導電性に優れたITOに着目した。従来の製造手法では原料溶液にメタノールを使用していたが、安全性を考慮し、今研究では水溶媒での合成を行った。さらに希少金属であるIn比率の削減を目指し、従来のITO膜よりも低いIn組成比での製膜を行い、導電性評価を行った。