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[17a-PB02-1] 実測値との誤差を目的関数とした構造最適化手法の開発
キーワード:化学構造、データ同化、大域的構造最適化
材料の劣化機構の解明と高機能な材料の開発のために、材料の化学構造を明らかにすることは重要である。構造探索において、解析者が初期構造を仮定し、実験スペクトルと計算スペクトルとの比較を繰り返すことで化学構造を決定する。本研究では、解析者の物理的直観なく大域的に構造探索するために、①実験・計算スペクトルとの誤差を最小化し、➁次の探索候補として目的関数が最も小さくなる構造を採用する構造最適化法を開発した。