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[17a-PB02-6] 全反射高速陽電子回折(TRHEPD)実験における多波条件向けデータ解析手法
キーワード:全反射高速陽電子回折、表面構造、最適化
我々は自作汎用データ解析フレームワーク「2DMAT」を,表面構造の新しい非破壊構造解析(原子座標決定)である全反射高速陽電子回折(TRHEPD)実験へ応用している.本研究では3次元座標探索(多波条件)に対応した.回折スクリーン上の各スポットでの残差からなる関数(R-factor)を目的関数と定義した.手法テストとして Ge(001)-c4x2表面構造を解析し,既存実験結果と一致する結論を得た.