2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.1 光学基礎・光学新領域(旧3.2「材料・機器光学」と統合)

[17p-A201-1~15] 3.1 光学基礎・光学新領域(旧3.2「材料・機器光学」と統合)

2023年3月17日(金) 13:00 〜 17:15 A201 (6号館)

工藤 哲弘(豊田工大)、藤原 英樹(北海学園大)

17:00 〜 17:15

[17p-A201-15] 嗅覚および視覚刺激に対する脳活動計測と拡張現実への応用検討

〇(B)長谷川 怜音1、ラジャゴパラン ウママヘスワリ1、河野 貴裕1、山田 純1 (1.芝浦工大)

キーワード:近赤外分光、脳活動、拡張現実

近年,拡張現実(AR)の技術を発展させる要素の一つして,嗅覚の刺激が検討されている.本研究では,画像と3種類の香りを用いた視覚及び嗅覚刺激の相互作用を脳活動の計測から分析した.脳活動の計測には,近赤外分光法による血中のヘモグロビン濃度変化の計測を用いた.実験結果として,嗅覚刺激を繰り返しと時間経過により,血中のヘモグロビン濃度の変化が小さくなっていき,脳活動の鈍化が示唆された.